2020年度 理事長基本方針

                 58代理事長 谷田川 明弘  

                 

 

 

 

 

 

 

 

【はじめに】

 

1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志により日本で初めて青年会議所が設立されました。その後、この地域においても1963年に館林青年会議所として全国で258番目、チャーターメンバー49名により誕生しました。それから長い歴史を積み重ね、昭和、平成、そして令和と時代が移り変わる中でも地域で必要とされ存在感を発揮し続けています。それはこれまで先輩諸兄が築き上げてきた数々の実績や、行政、地域の皆さまとの信頼関係があってのことだと思っています。そのかけがえのない財産はしっかり活かしてこそ価値があり、私たちがこのまちを面白くするために大きな助けになってくれるはずです。40歳までしか活動できないこの青年会議所という限られた時間の中で、私たちの若い力を集結しこれから先、未来の子どもたちへ誇れるまちを引き継いでいきましょう。

 

 

 

【会員の拡大】

 

 青年会議所活動は時間が限られているからこそ、常に新しい会員を迎えて新陳代謝をしていかなければなりません。活気ある館林青年会議所のためには多くの仲間が必要であり、会員拡大は私たちの最重要課題です。近年では会員数が減少傾向となっておりますが、それは社会情勢によって仕方のない部分が少なからずあるでしょう。しかし、近隣では多くの新入会員を迎えているLOMも多くあり、決して不可能な課題ではないのです。

 

会員拡大を成功させるには、担当者だけではなくメンバー全員が改めて当事者意識を持って立ち向かわなければなりません。拡大は営業に例えられることもあるように、まずは戦略を立て、計画的に挑むことが必要です。そして、それ以上に私たち館林青年会議所が魅力のある会であり続けることが必要だと思っています。より良い事業を考え、実行することも立派な拡大活動です。決して他人事にせず、それぞれにできることを考え、これから一緒に活動する仲間をどんどん増やしてしていきましょう。

 

 

 

【総務・広報】

 

 私が青年会議所に入って感じたことは、各種会議をとてもしっかり行っているということでした。会の方針や意思決定をしていくため、総会や理事会など多くの会議運営がありますが、誰かが挨拶する際に喋っているような人は一人もいません。こういった当たり前のことを当たり前に、これからも実施していかなければなりません。手帳を開けば会には多くのルールがあります。これらをしっかり理解し、規律を守っての活動をお願いいたします。

 

現在では新聞や雑誌だけではなくウェブページやSNSなどの媒体が登場し様々な方法で発信ができる状況となっており、広報活動の重要性は年々増してきています。果たして館林青年会議所を知っている方が地域にはどれくらいいるでしょうか。知っていたとしてどのようなイメージでしょうか。数多くの団体がある中、私たちの活動を正しく地域住民の皆様に伝えなければ、いくら素晴らしい事業を行っても自己満足で終わってしまいます。そのためには広報のターゲットを明確にし、それぞれの媒体を効果的に活用しながら活動を広く発信していく必要があります。多くの地域住民からの理解が増えれば増えるほど、私たちの活動の幅はどんどん広がっていくはずです。

 

 

 

【未来を切り開く】

 

現在直面している人口減少や少子高齢化の問題を乗り越え、私たちは最終的な目的である「明るい豊かな社会の実現」のために邁進していかなければなりません。この地域を盛り上げていくにはどうすれば良いのでしょうか。それにはまず、これからの未来を担う青少年の健全な育成が必要不可欠です。この地域に住んでいる子どもたちが伸び伸びと育ち、楽しい思い出を持って成長していくことができれば、おのずと郷土愛がはぐくまれます。いつかその子どもたちが大人になった時に、この地域で働きたい、暮らしたいという気持ちを持つことが、この地域の大きな力なるはずです。

 

また、日本遺産に認定された館林の里沼文化を始めとしてこの館林・板倉・明和地域には歴史的な価値のある文化や企業などがたくさん存在していますし、その他にもまだ眠っている魅力もきっとあるはずです。私たちは何気なく生活するこの地域の魅力を発信することは、この地域に親しみを持っていただくきっかけとなるはずです。この地域としっかり向き合い、これから先の未来もこの地域が輝き続けるような活動をしていきましょう。

 

 

 

【研修と交流】

 

私たちは会社、家庭、地域の中でお互いに支え合って暮らしています。人は一人では生きていけませんし、人と人が交流し、違う価値観を共有することが成長の第一歩になると思っています。社会の中で色々な役割を持っている私たちが成長することは地域にとって価値のあることではないでしょうか。まずは会員一人ひとりが青年会議所の活動の中で自己研鑽に励み、成長した姿や行動を自分の会社や地域、家族に見ていただき、青年会議所への理解を広げることが必要です。また、そこで学んだことは別の活動でも必ず活かされますし、フィールドを変えたとしてもきっとリーダーとして活躍できると思っています。長きに渡り交流が続く姉妹JC、大韓民国の西全州青年会議所への訪韓事業や、おおらか青年会議所との合同事業ではお互いの価値観を共有し、成長する絶好の機会だと思っています。そして自身の視野を広げることができる絶好の学びの場です。貪欲に学び成長していきましょう。

 

 

 

【館林のハロウィン】

 

 館林ハロウィンナイトは近年の継続事業として地域住民だけではなく他の地域からも年々認知度が高まっています。2016年からは下町通り商店街を歩行者天国にして実施するなど、3000人から5000人の参加者が集うほどの新しいまつりとして定着しつつあります。近年の事業の中で、一番の規模の事業であることは間違いありません。そしてそれは先輩諸兄や自治体、他団体や地域住民の皆さまからのご協力あってのことだということは決して忘れてはなりません。まちを盛り上げ、参加した皆さまが笑顔になり元気を与えるとともに、この地域を誇りに思っていただけるような最高のまつりを作り上げるために、全メンバーが一丸となって取り組んでいきましょう。

 

 

 

【結びに】

青年会議所での学びはどれも掛け替えの無いものばかりです。私は2014年に入会し周りの先輩方から時には厳しく、時には優しく指導をいただきながら、自分なりに一生懸命活動をしてきました。色々な失敗もありましたが、次第に活動の楽しさや支えてくれる仲間のお陰でここまで続けてくることができました。そして今年度は理事長として活動することになりますが、今度は私自身が会の皆さんを支え、成長を手助けできるよう寄り添い活動していきます。ひとつひとつの事業をしっかりとやり遂げ、皆で一緒に成長をしていきましょう。本年度、館林青年会議所の理事長として恥じることのない活動をすることをお約束し、全力で邁進していきますので、一年間、ご理解とご鞭撻を頂きますようお願い申し上げます。